仙台市泉区鶴が丘団地のホームページです。鶴が丘団地の全ての情報がここに集結しています!

鶴が丘地域での様々な活動をご紹介します!

 こちらのページでは、鶴が丘団地内はもちろん、周辺地域での市民活動などをいろいろ取り上げてご紹介します。
 世の中に広く知られていなくても、とても有意義な地域の市民活動は数多くあります。そういった活動をこちらのページを通じて広く知っていただければと思います。
 また、取り上げて欲しい活動、話題などありましたら、ぜひお問い合わせください。(町内会活動については町内会のホームページでご覧ください)

泉消防団「松森分団」(2014.1.14・スポパーク松森)

 ▲どんと祭では火の番と消化活動で
  活躍された松森分団の方々

 今回は行事ではなく、その裏方で活躍する「組織」をご紹介したいと思います。ご紹介するのは、消防団として地域の消防、防災のリーダーとして活躍している「松森分団」です。

 ▲お話を伺った梅田分団長

1月14日のどんと祭では終始焚火のそばで火の番をされて、最後にポンプ車による消火活動で鎮火していただきました。おかげさまで安全にどんと祭は執り行われました。このどんと祭の最中にお時間を頂き、梅田分団長(経歴30年)に松森分団についてお話を伺うことができました。
 消防団はどんな組織か知らない方も多いのではないかと思いますが、消防署と同様、それぞれの市町村に設置される消防機関です。但し常勤職員としてではなく地域住民のボランティアで組織されています。松森分団は泉消防団に属する14分団の1つです。 欠員がある場合には地域の住民であれば誰でも団員になることができます。残念ながら松森分団に鶴が丘の住民はいないのですが、他の分団に志願して活躍されている方もいるそうです。
 松森分団の守備範囲は4号線バイパス、七北田川の北側を境界として松森全域、歩坂町、松陵、そして鶴が丘を担当して頂いています。

 ▲どんと祭の消火に出動した
  松森分団のポンプ車

この地域で火災などの災害が起きた時には召集が掛かり、現場へ出動となります。基本的には消防職員のサポートとなるそうですが、一体化しての消火活動はもちろん、現場の交通整理、鎮火後の後始末なども行うそうです。もちろん真夜中でも召集が掛かることがあるので、大変な役目を担っていただいているのです(但し危険が大きい作業は任されないそうです)。
 このような非常時はもちろんですが、平常時も各町内の夏祭りの花火、熊野神社初詣の焚火、そして今回のどんと祭など火を使うイベントでは火の番をされて安全を確保していただています。毎年の鶴が丘の防災訓練で手際のいい放水のデモンストレーションを見せてくれるのはこの松森分団です。

▲どんと祭の最後はポンプ車からの
 放水で消火します。本当に最後まで
 大変お疲れ様です!

 また、年末年始、GW前後など、火災の多い時期には地域を巡回していただいています。 日頃から訓練にも励んでおられて、仙台市が行う大規模な災害訓練にも参加しています。9月には泉消防団の各分団がその技術を競う競技大会(泉消防団特別点検)に参加します。1月には出初式にも参加します。このように年中あらゆるところで活躍されていることを皆さんご存知でしたでしょうか?
 現在は欠員がいないので募集はしていないのですが、将来松森分団の団員になりたいという若者が鶴が丘から出て欲しいなと願います。松森分団の方々にはお忙しい中で取材に丁寧に応じていただきまして、ありがとうございました!

「餅つきと団子挿し」(2014.1.11・松森市民センター)

▲今年も多くの人が集まりました

 まなこみネット鶴が森2主催で毎年恒例行事の「餅つきと団子挿し」が今年も松森市民センターで開催されました。多くの子供たちと、その親御さんが集まり、小正月(1月15日)の伝統行事を皆で楽しみました。
 「団子挿し」とは会津地方から伝わる伝統行事で、水木(みずき)の木の枝に色とりどりの団子(餅)と縁起物を飾りつけ、豊作、家内安全、無病息災を祈る行事です。

▲子供たちみんなで餅つき!

 「団子挿し」に使うための餅をみんなでつくところから始めます。色を付けた餅を臼と杵で代わる代わるつきます。餅つきをやった事のない子供たちも多いと思いますが、みんなで少しづつついて餅にしていきます。
 みんなで協力して赤、緑、白、3色の餅がつきあがりました。これを小さく丸めて団子状にします。

▲団子状の餅を水木に飾り付けます

 水木の枝に餅の団子を飾っていきます。色とりどりの団子を付けていくと木に花が咲いたようにも見えます。花のない季節に花の代わりに飾る意味もあるようです。さらに縁起物の飾りをつけていきます。
 これを19日まで飾って、団子は外して団子汁にして戴きます。昔から伝わる意味のある伝統行事はこれからも代々継承していきたいと思います。何よりも子供たちの楽しそうな笑顔が印象的でした。いろいろな意味でとても意義のある行事だと思います。